今度こそ本気で乳糖不耐症を治す!

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乳糖不耐症に関する記事はたくさんありますが具体的な治療法が載ってる記事があまりないので自分の経験をもとにした治療法を紹介します。

※あくまで独自の方法ですが人によっては役に立つかもしれませんので紹介します。

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乳糖不耐症とは?

milk

治療方法を紹介する前に乳糖不耐症とはなにかを簡単に説明します。

そもそも乳糖とは?

乳糖(ラクトース)は哺乳類の乳に含まれる糖です。赤ちゃんは母乳から、成人は牛乳などから摂取します。乳糖は哺乳類の乳にしか含まれませんが、牛乳から乳糖が精製されさまざまな食品に添加されています。

乳糖不耐症とは?

乳糖不耐症は乳糖をしっかり消化できないために下痢などがおきてしまう症状です。

なぜ乳糖をしっかり消化できないのか?
それは乳糖の消化酵素であるラクターゼが足りなかったり消化能力が低かったりするためです。消化されなかった乳糖は水分を含んでしまうために下痢がおきます。

アジア人の多くが乳糖不耐症といわれています。しかし通常、哺乳類は離乳後に乳糖を摂取しなくなり乳糖を消化できなくなります。なので乳糖不耐症になるのは普通のことですが人間は成人になっても乳製品や添加物として乳糖を摂取するため成人でも乳糖が消化できます。

ちなみに牛乳アレルギーは牛乳に含まれるタンパク質が原因でおきるアレルギー反応で、乳糖不耐症とは別物になります。

乳糖不耐症を治す方法

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乳糖不耐症の治し方を見ていきましょう。乳糖不耐症の治し方の基本は

“お腹をいい調子に保ちながら乳糖に慣れる”

です。せっかく乳糖に少しずつ慣れても下痢してしまっては腸の環境が悪くなり乳糖を消化する能力が下がってしまい少し前からやりなおさなければならないため慎重に治療していきましょう。

まずはお腹の調子をよくする

まずはお腹の調子をよくするために乳糖を断ち、いい便がでるようにします。乳糖を消化するのに大切なのはラクターゼだけではなく乳酸菌なども乳糖を分解できます。なのでお腹の環境がいいほうが乳糖の消化能力があがります。

牛乳アレルギーの人ならわかると思いますが乳成分は思った以上に多くの製品に使われています。商品によっては肉じゃがやカップうどんにも含まれています。

乳糖不耐症のレベルによってどこまで避けるか変わってきますが、とりあえず自分が消化しきれない乳糖は避けるようにします。目安としてスプーンでヨーグルト何杯分食べれるかわかっておくといいでしょう。自分は重度の乳糖不耐症でお箸の先に少し乗っけただけのヨーグルトしか食べれませんでした。そういう場合は手っ取り早く乳成分と乳糖の表記があるものはすべて避けてみましょう。

乳糖を避けてもお腹の調子が良くならない人は乳糖以外にも原因があることが考えられるため以下の記事を参考に一度お腹の調子をよくしてから乳糖不耐症を治したほうがいいと思います。

お腹の調子がよくなったらいよいよ乳糖不耐症の治療

乳糖不耐症の治療は乳糖に慣れ消化できるようにすることです。おすすめのやり方は夕飯時にヨーグルトを少しずつ摂取していく方法です。

現段階でヨーグルトをスプーン1杯食べれたら次の日の夕飯時には1.05杯のヨーグルトを食べていくといった要領で少しずつ食べるヨーグルトの量を増やしていきます。他にもヨーグルトを食べる回数を増やしたりアイスにも挑戦したりして乳糖に慣れていきましょう

しかしここで注意すべきポイントがあります。調子に乗らないことです!調子にのってたくさん摂取したりしてお腹をくだしてしまうとお腹の環境が悪くなり乳糖を消化する能力も減ってしまいます。お昼にカルボナーラを食べてしまった場合などはヨーグルトの量を減らすなどして極力お腹をくださないようにしましょう。

強敵、牛乳には気をつけろ!

最後になりますが牛乳はほんとに強敵です。以前上と同じやり方でアイスやカルボナーラを食べてもお腹をくださないようになったのですが牛乳に手を出して失敗し、量を減らしてもまた失敗して、を繰り返してたらお腹の環境がめちゃめちゃになり以前より酷い状態になってしましました。

自分はもう牛乳を飲むことは諦めています。また人によったり、年をとったりすると乳糖を消化する絶対値がもともと少なかったりするとどうにもならなかったりするため諦めることも大事かもしれません。